Sony Cybershot DSC-HX100Vの改造~フィルタとテレコンを付けられるように~

Sony Cybershot DSC-HX100Vは、フィルタやテレコン等を付ける為の

ネジ切がしてありません。


それでもフィルタやレンズプロテクタ、テレコンを付ける改造をされている方は

国内外含めたくさんいらっしゃいます。


中でも、フィルタやプロテクタを付ける目的で改造している事例は多く、

色々な方法が試みられていました。


Sony Cybershot DSC-HX100Vは、ズーム鏡筒がぐい~っと

カメラ本体からせり出す構造になっています。


同じ構造のLUMIX DMC-FZ150-Kは、フィルタとテレコンが、

それぞれ鏡筒とカメラ本体に付けられる構造になっています。

じゃあ、最初からそっちにすればよかったじゃん、ってな声が聞えそうですが(^^;)


ただ、国内情報検索している限りは製品が見つからなかったんですが、

海外に目を向けると、HX100V用のテレコンが幾つかヒットしました。

個人輸入で待てるならそれもありなんだと思います。

ただ、もうカメラ本体が生産終了の様ですから(^^;)


カメラ本体をじ~っと眺めて想像すると、改造パターンは色々考えられます。

私も情報を集めたり、お店でカメラをじ~っと見て考えたりしてました。


1.鏡筒へのフィルタ・プロテクタ・クローズアップレンズ等の取り付け

 鏡筒への取り付けは、たくさん情報ありました。

 大きくは、

 レンズプロテクタを交換出来ない形で取り付けてしまうパターンと、

 ステップアップリングやフィルタ(枠だけ利用)して、ネジ切りを

 実現する方法があります。

・フィルタ枠(オスネジ削り)+両面テープで鏡筒前面貼り付け

・フィルタ枠(内側削り)+鏡筒へねじ込み

・ステップアップリング(オスネジ側切断)+両面テープで鏡筒前面貼り付け

・ステップアップリング+テープで鏡筒ごと外周巻き

などなど。


2.カメラ本体へのテレコン等の取り付け

 この情報は少ないです。

・ズームリングごと包み込む着脱可能な筒を使う方法

・ステップアップリングを本体にねじ込む方法

・ステップアップリングを本体に接着する方法

・手持ちのテレコンがそのままいい具合にはまった方(^^;)

など、この段階のチャレンジャーは少ないみたいで情報少なかったです。


たまに、鏡筒にテレコン装着している方もいらっしゃいましたが、

自分だと壊してしまいそうなので却下。


1+2の両方をやってる事例は見つけられませんでしたが、

出来そうだったのでトライしました。


DSC-HX100Vの構造と最終案は↓な感じになりました。

上半分は外見のイメージ、下半分は内部構造。

色々集めていた情報で大枠の実現構造を決めて、後は、

お店に行ってはまるかの確認を行いました。


ヨドバシカメラの店員さんが親切で、ステップアップリングやフィルタ枠を

店内実機にあててみたいというわがままな要望を叶えてくれました。

ステップアップリングを実機にあてる事が出来たので、あまり緩みのない

サイズを確定する事が出来ました。

これなら、ほとんど光軸ズレを起こさないように改造する事が出来そうです。


改造0000

完成形は以下。

①は、KENKO製ステップアップリング(46→48mm)

②は、ケープヘアスプレーの蓋を加工

   ①のステップアップリングを短く切断したプラ蓋に穴を開けてねじ込み、

   プラ蓋の外周をヤスリで丁寧にちまちまと削りました。

   HX100Vの鏡筒と、本体収納部の内径の隙間は1mmも無いので削りが必要です。

   不透明だった水色のプラスティックが透けて見える所まで削りました。

   ちまちま削ったのであまり苦はありませんでしたよ。

   これは、基本的に着脱可能です。

   両面テープ無しでも取れないのですが、さすがに下向けると抜け落ちそうになるので、

   オレンジ色の場所に薄っすら両面テープで軽く固定しています。

③は、KENKO製ステップアップリング(55→58mm)

   本体内径より若干小さいので、そこを埋めてやる必要があります。

   糸をエポキシなどの接着剤でネジ溝に埋め込んで肉厚(紫部分)を作ってねじ込んでいる方が

   いらっしゃいました。

   この方法だとカメラ本体にも傷が付かないので良いと思います。

   ・・・が、私は多少むちゃな方法で接続。

   ステップアップリングオスネジ部分数箇所をペンチでねじ曲げて肉厚(紫部分)を作り、

   押し込み、がっちりと咬むようにリングをぐっと回転方向に加圧。

   本体内周に傷がついても構わない乱暴パターンです(^^;)


下図は、レンズ収納状態。

改造00001


とりあえず成果画像。

↓カメラ本体へのステップアップリング取り付け部

中心軸の微細なズレは確認出来ませんが、中心軸からの傾きがあるかないかは、

本体とステップアップリング間に隙間があるかどうかで確認出来ます。

一応ぴったりとくっついています。


↓内側に見えるのが鏡筒へ取り付けたステップアップリング。

↓Carl Zeissの文字が半分隠れてしまいましたが(^^;)

↓ズームレンズを出した所。

ヘアスプレーのプラ蓋(元は水色)は、油性マジックで着色。

塗料も考えたんですが、剥がれが発生してカメラ内部にゴミ落とすのも嫌だし、

お手軽に塗っちゃいました。

予定の改造が完成です。


とは言え、最初からこのダブル改造がうまく行った訳ではありません。

最初は鏡筒へクローズアップレンズを付ける事を優先して、両面テープパターンを

試してみました。49-52mmのステップアップリングのオスネジ部分をカッターで

削り落としました(アルミなのでちょっと強めのカッターで切れちゃいます)

これはこれでうまくいったんですが、本体に付けるステップアップリングの

内周への確認が甘かった!


ダブルの改造すると、49-52mmのステップアップリングと干渉します。

ありゃりゃ・・・

あと、クローズアップレンズだと両面テープ接着はやっぱり微妙です。


という事で、冒頭のような構成に修正。



それ以外の改造パターンはこんな方法があります。

ズームリングごとチューブで囲む形で着脱式の方法とする。

世の中このパターンでやってる方がいらっしゃいますし、

国外でHX100V用として売っていたテレコンの形状を見ると、

このような形で使う事を想定しているように見えました。

改造の場合、塩ビ管やちょうどよいサイズの管などを加工してる方を見かけました。

私もちょうどはまるプラ円筒を家捜しでみつけてはめてみましたが、

支えとなるズームリングの長さが短すぎて、光軸ズレを防ぐ構造にするのは

難しそうだったのでこの方法の採用をやめました。

改造00002


今本体側にはめ込んでいるステップアップリング。

多少無茶な方法ではめ込んでしまいましたが、もっと確実に固定出来る余地はありそうです。

↓例えば下のようにカメラ本体に小さな穴をドリルで開けて!?ステップアップリングの

抜け落ちを防ぐ。出来そうな感じだけど、養生を抜かりなくしないと鉄粉をカメラ内部に

入れ込んじゃいそうです。


改造00003

ステップアップリングのオスネジ長がもう少し長ければ、多少緩んでも抜け落ちないと思うので、

オスネジ長を延長する、という方法もありそうなんですが、もう少しの所でアイデアが固まらず。

自分にプラ成型技術と道具があれば、もう少しアイデアあるんですけどね。


長くなったのでとりあえずここまで。


~続く(気が向いたら(^^;))~




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