蔵王山で火山性微動が4月に3回起きていたそうで、
火山性地震は4月に46回発生と多めだったんだとか。
蔵王のお釜は、2005年に行って以来。
今年初めにちょっと小ネタで蔵王の写真使ったけど、Flickrアップ兼ねて整理してみました。
蔵王エコーライン⇒蔵王ハイラインは残雪
蔵王エコーライン⇒蔵王ハイラインと入り、まもなく山頂駐車場。
ゴールデンウィークの頃はまだ雪も深く、切り立った雪の造形も楽しめます。
崩れないか、結構怖いけどね。
冬季は閉鎖します(通常は11月上旬から4月下旬まで閉鎖)。
もうまもなく、駐車場です。
この頃は何も考えてないので、気が向いたトコでしか写真撮ってない(^^;)
レストハウスから数分歩き、お釜周辺に到着
観光客がたくさんですが、
眼下の雄大な景色と、岩場な光景のせいか、そんなにゴチャゴチャ感を感じません。
後ろがレストハウス方向(来た方向)
お釜のおさらい
御釜(おかま)は、 宮城県刈田郡蔵王町と同県柴田郡川崎町の境界付近(境界未定地域)にある火口湖のことで、 五色沼(ごしきぬま)とも呼ばれる。 蔵王連峰の観光のハイライトとして知られる。 |
抜粋長いけど・・・
御釜は、蔵王連峰の中央部の最も標高の高いエリアにある。 同エリアはカルデラとなっているが、外輪山は東側が崩壊している。 外輪山の尾根をたどると北側が「ロバの耳岩」辺りから西側の「馬の背」を経て南側の 「刈田岳」(標高1,758m)に至るラテン文字の「C」、あるいは、馬蹄形になっている。 この外輪山の内側に標高1,674mの「五色岳」という中央火口丘(後カルデラ火砕丘)があり、 同岳の西側中腹に直径約400mの爆裂火口がある。 この火口の底に水が溜まってできた火口湖が「御釜」である(カルデラ湖や火口原湖ではない)。
刈田岳頂上には「蔵王連峰」の名称の由来となった「刈田嶺神社(奥宮)」があるが、 特に同神社周辺から見ると御釜は、外輪山の「馬の背」と爆裂火口によってえぐられた 中央火口丘の「五色岳」とによってぐるりと周囲を囲まれているように見え、 水を入れた釜に例えることが出来る。 また、御釜の湖水は、火山活動によって度々沸騰している。 御釜という名称のはっきりした由来は不明だが、このような周囲の地形、 あるいは、火山活動による水温上昇や水蒸気爆発との関係で語られることがある。 「カルデラ」はスペイン語で「釜」の意だが、これの和訳という説は見られない。 |
あと、この前の標高変更の影響は受けてないみたいですね。
参考:日本の山の標高が2014/4/1で大量に変わる?! ~87もの山の標高が変わるそうで(^^;)~
近付ける限界から(・・・だったと思うけど)
ズームするとそれも関係なくなるけどね。
御釜(五色沼)水は常に淡い緑色に濁り、その色調は季節によって様々である。 水質は、pH=3.5の酸性であり、生物は一切生息していない。
御釜は、濁川と言う河川の源流である。 東に向けて流れ出ており、遠刈田温泉の手前で澄川と合流して松川と名を変え、 さらに白石川、阿武隈川を経て太平洋に注ぐ。
激しい噴火活動があると、この川に沿って泥流が流れる傾向がある。 |
アップな人物入れたくなりますね。
人物入れた構図が結構いい感じに撮れます。
遊歩道の柵の向こうは、案外滑らかな雪の斜面なんだけど、
写真だと、勢いついたらどこまでも落ちて行きそうに見える。
影で遊ぶ
まぁ、なんてコトないですが・・・
上に見えるのがレストハウス。
すごく遠くに見えるけどそうでもない。
まもなく噴火から100周年
同じくWikipedia先生に聞いてみます。
火山活動蔵王の火山活動は、約100万年前から始まったとする説もあるが、 少なくとも70万年前には始まっていたと考えられている。 約3万年前には山体崩壊が発生してカルデラが形成された。 その後、約3000年~2000年前頃の活動で東側の外輪山が崩壊し、 現在のような東側に開いたC形あるいは馬蹄形の外輪山となった。 約2000年前からは同外輪山の内側での活動により中央火口丘(後カルデラ火砕丘)である 五色岳が形成された。 当初の火口は、現在の五色岳の最高部の南側、 すなわち、現在の御釜の中心から見て南東方向にある窪地である。 御釜は、1182年(養和2年)の噴火により誕生した。 1820年(文政3年)以降に水が溜まり始めたと推定されている。
なお、最新の噴火は1918年(大正7年)に発生し、噴気が発生した。 その後、噴火には至っていないが、1939年(昭和14年)頃に水温の上昇が見られた。
現在も湖底に何箇所かの気孔が存在し、火山ガスの継続した噴出が続いている。 |
ちょっと形状が変わっちゃうような小規模な水蒸気爆発とかは全く可能性が無い訳ではなさそうだし、
見たこと無い方は、行っておいた方がいいのかも?
(追記)
御嶽山やマウイ山の水蒸気爆発(噴火)の噴火事故で色々分かった事は、
「水蒸気爆発」は、基本的に起こる事を予測出来ない」
ということ。
でも色んな大人の事情があってか皆の心に深く留まるアナンスがされてません。
行くなとは言いませんが、登山者と同じく、
心にいつも最悪な状態を想定して行動
する必要があると思います。
その辺りは次の記事に書いています。
御嶽山の事故を受けての蔵王のお釜での注意「張り紙」で思うこと
(御嶽山と類似噴火)2013年のフィリピン・ルソン島のマウイ山の水蒸気噴火(爆発)とか
似てるよね?似てない?
今年初めに、お釜に似てるよね?
ってネタにしたSS30エントランスからの写真。
~おわり~
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