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「安楽死の疑念・疑惑」のこと・・・(1)


「安楽死の疑念・疑惑」のこと・・・


希望と覚悟の狭間~暗黙の余命宣告と思うこと~+今のこと

で少し書いていた

「安楽死の疑念」のこと・・・

です。


悲しいことが嫌な方は読まない方が良いかと・・・

DSCN5393

(Photo by contri)



家内が亡くなる日

家内が亡くなる当日の午後。


あの時は色んな条件が重なって、

うちの父以外がみんな揃ってました。


(この条件の重なりにもちょっとあるのですが・・・)


ただ、うちの父も病院に向かって移動中で、

最終的には間に合いました。




朝はいつもの家内

もう、ずっと腸が動かず・・・

で、いつも苦しいのは確かなはずなんですが、


それでも辛さを見せないように頑張ってる

いつもの家内でした。



激動の一日

そして、激動の一日が始まります・・・




起こった事と疑念・疑惑

多少記憶が曖昧なところはあるんですが・・・

大筋に影響は無いと思います。



始まりはモルヒネ投与量の調整。

最初の違和感

もっと楽になるように調整するからね、と主治医の先生。

今日はいつもと違う先生だけど・・・と、新顔の麻酔医の先生を紹介。

看護婦さん達もぞろぞろやって来てます。



嘔吐が激しくトイレが近い方が体が楽で良いだろう、

との主治医の判断で、大部屋から個室に移っています。



麻酔医: 苦しい?

家内: 苦しいです・・・


麻酔医: 眠りたい?

家内: 眠りたい・・・


麻酔医: そうか・・・




シンプルな会話です。

この「眠りたい?」が最初の違和感


初めて顔合わせしての会話、

あの一瞬で、

ベッド上に座っている家内の様子から、

「寝不足」と判断出来たとは思えません。



モルヒネ投与量調整指示を主治医から受けた時に、

あまり眠れていないと聞いていたのかも知れませんが、

微妙に違和感を感じた会話でした。



全てが終わって思い返すと、

麻酔医の「眠りたい?」に感じていた本当の

違和感の正体が良く分かります。

(ここではまだ書きません・・・)




違和感その2

麻酔医は、

モルヒネを注入する装置を一旦取り外して、

ベッドからわざわざ離れた位置に装置を持って行きました。


モルヒネ投与量の調整は、その場で出来るだろうに何故?

というぼんやりとした疑問というか違和感。




違和感その3

たぶん、人垣が無ければ、

私は麻酔医の作業を覗きに行ってたと思います。


疑念の心を持ってではなく、

どの位の量を増やすんですか?

何かこれまでと違う注意点はありますか?

と、当たり前の会話をするために・・・

です。


後で思い返すと、

主治医や看護婦さんの行動が明らかにいつもと違う。

自分が麻酔医の側に行かないように、気を配っていた・・・

と考えるとしっくり来るんです。


その時は、なんか、いつもと雰囲気が違う・・・

というぼんやりした違和感を感じるのみでした。



モルヒネ注入装置

自分で薬剤(家内はモルヒネ)を投与出来るポータブルな装置

1回の投与量と、空けるべき投与間隔がセットされていて、

安全に患者自身で定量投与出来る電動な装置です。



苦しくて連続で何度押してしまっても、

投与量は事前設定の範囲で制限されるので安全に使える、

という特徴があります。


(参考)

痛いときに自分ですぐに鎮痛薬の投与ができる

スイッチ1つで痛みを緩和 秘密兵器、電動式PCAポンプとは?





違和感その4

麻酔医が設定変更した装置を点滴チューブに繋げます。

点滴チューブは、家内静脈に繋がっています。


そして、その装置には、

ベッド脇のナースコールのボタンと同じような形状の

スイッチが接続されています。


「これで眠れるからね」

と、麻酔医が家内にスイッチを押させます。


正確な会話と行動は思い出せないんですが、

ここでも違和感を感じたのは覚えています。


1度ボタンを押した家内に、

もうちょっと何回か押して見て。

何回も続けて押してもいいからね。

というようなことを言っていたと思います。



装置の設定で、連続で何度押しても意味が無いはずです。

その為の安全設定なのですから。


「モルヒネ投与量を調整」に来たはずの麻酔医は、

「後でまた来ます」的な発言をして、

ソソクサと去ろうとしています(と、感じました)


投与量変更した後の状態変化ってロクに見てないよね?

ほんとに大丈夫なの?

ちゃんと調整出来てるの?


って思いで麻酔医を見たんですが、


声を掛けないでくれと言わんばかりのポーカーフェイス・・・

をキメようとしていたけど、自分と目が合ってしまった事に

目だけが驚いてしまったような不思議な表情でした。


後の方で書く推測が正しかったならば、

この表情の説明がつきます。


ただ、この時は、

奇妙な感覚というか違和感を感じただけで

終わってしまいました。




それはすぐにやってきました

うまく効くといいね。


そんな会話などしながら、家内は、

苦しくなったらボタンを押す行為を

いつものように繰り返しました。


何回押したでしょうか・・・


投与量を変更してからは、

まだ、さほど押してなかったと思います。



しかし・・・


家内の様子がおかしくなり・・・・


状態が急変しました。





~つづく~

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