貿易統計(輸出)を自分で分析して見た⇒すごくおかしいんだけど、どうして?


素朴な疑問が膨らむんです(^^;)

「企業が利益が、これまでに無い利益を出している」

最近は、選挙演説がエスカレートして、

「どこの企業も儲けている」そんな台詞も飛び出したりしてさすがに危険を感じる(^^;)

そんな言い方したら、完全に嘘になるよね? 大丈夫なん?


今までも、

GDPについての疑問の探求とか、雇用統計の使われ方が間違ってるよね?とか、

チョコチョコふと疑問に思ったコトを自分なりに調べて見ましたけど、


本当に「輸出企業」って儲けてるん?


と調べて見ました。


貿易収支(輸出)

各企業の「儲け」ってぱっと見れる何かがあるんですかね?

軽く探して見つからなかったし、個別に財務諸表見るのは現実的じゃないんで、

健全に輸出企業が利益伸ばしているなら、「貿易収支」が上向いているハズ・・・

という視点で見てみます。


輸出トレンド(2010年~)

まずは、財務省の貿易統計のページから。

[輸出入額の推移(主要商品別)]

月別推移

2013年以前:確定値
輸出:2014年10月以前 確報値
輸入:2014年9月以前 確報値







2014年10月 9桁速報値

世界(輸出入総額)⇒ 世界 月別(輸出)

開いたら商品分類が洒落にならなかったから、まずは総計欄のデータでトレンドを見てみるわ。
え~、だったら最初から [輸出入額の推移(地域(国)別)]⇒世界(輸出入総額)⇒世界 月別のデータで良かったんじゃ?
いいのよ!後でもっと細かく見たくなるコトを考えてのデータ取得よ!
あ~
とりあえず、2010年からの輸出を月毎にまとめてグラフにして見たわ。

貿易収支(輸出)(為替補正無し)


これ見ると、輸出額は順調に増えてるみたいだね
でもこのままじゃ正しい比較にならないのよね、きっと? というコトで、2010年のドル円レートを基準にして、補正して見るわ。
えっとそれは?
輸出品を売るってコトは、ドルとかの外貨で代金を受け取るのよね? そしたら、貿易統計の総額(円)は、当時の平均為替レートを想定して計算されているハズよね? 同じ数の輸出品を売っていても、円安状況下であればそれだけで、輸出額は黙っててもあがっちゃうわよね?だから、本当に売れてる量が増えてるのかぱっと見るには、為替差を補正する必要があるわよね?
あ~
ってコトで、為替レートは、下の情報からゲットよ!


三菱東京UFJの過去の外国為替相場一覧表

(年間平均 TTS Yearly-Average TTSより)

2010 88.81
2011 80.84
2012 80.82
2013 98.65
2014 ⇒ チョット乱暴だけど、仮に110


正確には、月別に計算すべきだろうけど、とりあえず、年平均で傾向を見てみるわ。 そして、世界の通貨レートをいっしょくたにドル円のレートで補正するのはちょっと乱暴かも知れないけど、乳牛の時のEUとかの傾向見ると、とりあえず大きくはブレないんじゃないかしら? UFJのサイト、ぱっと見で探せる年平均が2010年からで、震災の年を含んでるし、ちょうど良いかしらね? というコトで、2010~のデータを補正よ!2014年はとりあえず、110円位に適当にしておいたわ。それを頭に入れておいてね?


あれ~、何かおかしいね?
増えるどころか、傾向的には減ってるわね? 
「輸出企業が儲けてる」のは本業で儲けてるんじゃなくて、円安で、時価総額があがったあぶく銭みたいなモノってコト?
そうね~、ここからは、財務諸表とか個別に見ないとわからないんじゃないかしら? 「輸出が実数としては減ってる?!」ってのが分かっただけで、一部の輸出大企業が利益出しているってのが、株価があがって時価総額が増えただけのトコもあるだろうし、海外工場とかのドル建て資産をたくさん持っていて、それの評価額とか「海外のいつもと変わらぬ利益」が、円換算で利益増大して見えてるだけってパターンとか、色々あると思うわ?
どっちにしても、何か日本のモノがたくさん輸出で売れて来てる!ってみんな言ってるのは、まやかし???
・・・わかんない・・・経済素人が突貫で興味持って簡単に調べただけだから・・・やっぱりドル円代表で補正したのが乱暴過ぎたのかしらね?
でも、概ね合ってるんだとすると、何か嫌な感じだよね・・・?
そうね・・・長期の政権維持で長期の円安が保証されれば、大企業も、内部留保吐き出して、トリクル・ダウンが発生・・・ってな想定してるのもかも知れないけど、余裕があるのは海外に工場がある企業だけよね? 大抵の輸出企業は、原材料は輸入頼りだろうし、原材料費や光熱費はあがり続けるし、賃上げ要求に従ったら人件費もかさむわね? 調べて見たら超怖いんですけど?
ここまで酷い状況だとは思わなかったよね?
そうよ~、輸出企業が儲けた!輸出が増えて来ている!って言っても、円安でのカサアゲ分が相当多いんでしょ?位にしか思って無かったわよ? これ・・・円安カサアゲが無かったら、最初の貿易統計の輸出グラフも、右下がりよね? 良くなってるどころか、悪くなってるようにしか見えないんだけど?
どうなってるんだろうね?
毎度の台詞になって来たけど・・・有識者に教えて欲しいわ~

ねぇ、ひなちゃん、 中国とか別に計算して見ないの?

3.日本の主な貿易相手国(JFTCキッズ・サイト)によると、TOP10は、

米国、中国、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、ドイツ、インドネシア、オーストラリアって

なってるし、金額がでかいよ?


え~? 何か面倒くさくなって誤魔化そうとしたんだから、突っ込まないでくれる~? 仕方ないわね・・・ 米国と中国が突出してるけど、約37%位かぁ・・・、次に、「アジア圏のくくり」、次に「EUのくくり」ってなりそうだけど、アジア圏のくくりって、どうすればいいのかしらね? アジア圏のくくりを無視してEU圏組み入れても、47%程度ね~。やっぱり、ちょっと乱暴過ぎるのかしらね? 仕方ないわね・・・中国とEU見てみるわよ?

輸出金額が大きい米国と中国の為替データと補正パラメータ。


(米国)

2010 88.81

2011 80.84 0.9102578538

2012 80.82 0.910032654

2013 98.65 1.1107983335

2014 110  1.2385992568

月中平均TTS(Monthly-Average TTS)だと、117.21円。

年初からの何となく平均で110円と低めで記事中のは補正してます。

(参考)

2014 117.21 1.3197838081

2014 135   1.5200990879


(中国)

2010 12.7

2011 12.75 1.0039370079

2012 13.03 1.025984252

2013 16.2  1.2755905512

2014 19.26 1.5165354331

中国の2010年は年平均が無かったので年末値を入れてます。

2014年のは月中平均TTS(Monthly-Average TTS)を入れてます。


(EU)

117.89 

112.62 0.9552973111

104.13 0.8832810247

128.18 1.087284757

146.48 1.2425142082

2014年のは月中平均TTS(Monthly-Average TTS)を入れてます。



えっと、中国に対しての円安率が米国に較べて半端無いわね? EUは米国と似た感じね? これも反映させると、上のグラフより、もっと悪いってコトになるわよね、きっと? でも、47%のトレンドを全体に適用するのはやっぱり乱暴なのかしら??? あ~、もう、いいわ!!! 全部見てみればいいのよね???

2010年~2014年の年間平均TTS


2010年~2014年の年間平均TTS比率


インド、パキスタン、インドネシア、南アフリカ、ロシア・・・あたりには、円安になってないみたいね。 それ以外は概ね円安になってるから、やっぱり「大体合ってるか、もっと酷い」ってコトになるのかしらね?
ほんとだ~、こわいね~
あと、何かの足しになるか分からないけど、輸出と輸入の比率をとってみたわよ?
震災の後以降、ずっと輸入比率が多いってコトになるね?


貿易収支(輸出額と輸入額の比率)




~おわり~

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