タバコシバンムシ・パニック(^^;)
先日、実家に帰省している甥っ子から電話。
実家編
虫が大量発生してたいへん!
どんな虫?
小さくて、丸くて、ウインナーみたい! 飛ぶんだよ!
え? なんの虫だ?
シロアリ? アリっぽい?
違う! アリじゃない! 茶色いの!
うどん粉にいっぱいいる!
コクゾウムシじゃない?
見ればわかるよ!来て!
すぐには行けんがな(^^;)
ワタクシならきっとすぐわかるよと甥っ子。
甥っ子の中でワタクシはかなりのレベルにあるらしく、
何でも出来て、何でも分かるってな「誤解」で運用されています(^^;)
見てわかんないと思うよ、そんなに虫知らないし。
たぶんわかるよ、来て!
激しいラブコールだけど、今は、ごめんなさいだなぁ・・・
とりあえずこっちで調べて、写真送るから。
色々調べてみると、シバンムシというのが怪しい。
4つのショットが1枚に写っている写真を送信。
これでしょ!
ちがう!来て!
え~っ? 自信あったんだけどなぁ・・・
これで違うとなると・・・なんだ?
写真撮って送れない?
ちょっと操作が出来ないみたいで?送れないという。
ババがもうみんな捨てちゃった!
翌日見に行くと虫はいないという。
でも写真を見せて貰うと、タバコ・シバンムシじゃん(^^;)
来て欲しくてウソついたな?
タバコ・シバンムシは見たことがある
思い返すと、あの虫もタバコ・シバンムシだよなぁ・・・
昔、
外国産のクラッカーみたいな個放送されてる健康食品があって、
期限切れのまま、しまってあった
そこに大量に虫が発生。
それもタバコ・シバンムシだったと思う。
ぷ~ん、と飛ぶし(^^;)
怖いのが、個包装の中で発生していたこと。
つまり外国からはるばる食品についたままやって来たんだよね?
ある意味怖い・・・(^^;)
卵でくっついて来て孵ったんだろうケド・・・
やっぱり食品って気をつけなきゃいけないよね。
まぁ、食べても死ぬコトは無いんだろうケド、さすがに気分悪い(^^;)
世界に分布する? タバコ・シバンムシ
ちょっとだけ調べてみます。
世界に広く分布していて、代表的な文化財害虫としても知られるそうで、後述のように色んなモノが害されるようですね。
以降、枠内は、タバコシバンムシ ? Wikipediaより抜粋、加工。
タバコシバンムシ(煙草死番虫) Lasioderma serricorneジンサンシバンムシと並んで貯蔵食品害虫として知られるシバンムシの一種。世界中に広く分布し、日本国内にもほぼ全土に分布し、 大多数の家庭で発生して乾燥食品などありとあらゆる乾燥動・植物質を食害する。 |
"Lasioderma serricorne01" by en:user:Kamranki - en:Image:Drugstore beetle 03.jpg. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
成虫の活動保温性がよく暖かい部屋では周年みられるが、 通常気温の上昇する5~6月に始まり、10~11月までである。 |
発生源など和名や英名は貯蔵葉煙草を食害して大害を及ぼすことによる。 葉巻きたばこの製造課程で卵が巻き込まれる場合があり、 製造後に湿度を保って保管した葉巻きたばこから発生する場合がある。
ただし、煙草よりも加工穀類を好み、 小麦粉、白玉粉、上新粉のような穀粉そのものや、 素麺、パスタといった乾麺、乾パンなどで最もよく発育する。
そのほか、 カレーパウダー等の香辛料、乾果、干し椎茸、鰹節、海苔といった乾燥食品のほか、 ココア、漢方の生薬、貯蔵種子、ドライフラワー、肥料用の油粕、植物標本、 昆虫標本、ウール等の動物繊維が被害を受ける。
対策・駆除食品、生薬、標本類は密閉容器に保管することで発生を防ぐことができることが多く、 発生してもその容器単位で駆除を行えばよい。 しかし、密閉性が雑な容器やジッパー付きのビニールの締め忘れは繁殖の温床となるうえ、 密封されていてもビニール袋程度の包装であれば穴を開けて侵入することもあるので 注意を要する。
対策が困難な発生源さらに、こうした対策が困難なのは畳のような大きな発生源であり、 また植物園や博物館のハーバリウムに定着されても 植物の押し葉標本が食害されて対策が困難となる。
畳はほぼ無尽蔵の餌となる発生源(^^;)であり、 ここからの継続的な発生が、 幼虫に体外寄生する天敵のハチであるシバンムシアリガタバチの発生を呼び、 このハチによって刺される被害を引き起こすことが多い。
畳に発生した場合は畳乾燥機などによって加熱処理するのが 人体への薬害の不安がなく有効であり、 ハーバリウムへの定着が起きたときは、 ホルマリンなどによって燻蒸することによって対処することになる。 |
~おわり by yasumin001 (やすみん001) / 天人鳥のいる暮らし(Life with pin-tailed whydahs/vidua macroura)~
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